HDLコレステロールとは?基準値より高い原因

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HDLコステロールとは?3行で分かる基礎2-4

HDLコレステロールとは、一般に「善玉コレステロール」と呼ばれるコレステロールです。善玉とは言いますが、いつも良い働きをしているとは限りません。

HDLコステロールを 3行で説明すると…

HDL=コレステロール回収業者

39mg/dl以下はサボりすぎ

120mg/dl以上は働きすぎ

それでは、HDLコステロールとは何なのか?基準値より低い原因は何なのか?詳しく見ていきましょう。

HDLコレステロールとは

コレステロールは「善玉コレステロール」と「悪玉コレステロール」に大別できますが、「善玉コレステロール」であるHDLコレステロールは、血液内に余ったコレステロールを肝臓に戻す役割を担っています。HDLが体内から回収したコレステロールはホルモンや胆汁酸の材料として利用されます。HDLこれ捨てルールとは、体内をクリーンアップしてくれる善玉コレステロールなのですね。

 

従って、血液中にHDLコレステロールが充分にあると、血液内のコレステロール値が正常に保たれるということになるのです。逆に、血液中のHDLコレステロールが不足すると、LDLコレステロールが血液内に滞留するため、血が濁り、動脈硬化症などを引き起こす要因になってしまいます。それゆえ、悪玉コレステロールであるLDLの数値を下げると共に、善玉コレステロールであるHDLの数値を上げることが大切なのです。

 

健康診断表をもらったら、総コレステロール値や中性脂肪の値と共に、LDL悪玉コレステロール値、HDL善玉コレステロール値もチェックするようにしてください。特に、肥満や動脈硬化症など、生活習慣病に繋がる症状を持っている人は早めに適切な処理をとることが大切です。

 

HDLの基準値は?

日本人間ドック協会では、HDLコレステロールの基準範囲を40〜119mg/dLと設定しています。30から39で要注意、29以下で異常となります。また、120以上でも逆に過剰とみなされます。女性は更年期後に女性ホルモンが減少してコレステロールの代謝が落ちるため基準値も高めに設定されていましたが、現在は男女共通の基準値が設定されています。

 

HDLコレステロールが基準値より低い原因は?

 

HDLコレステロールが基準値より低い場合に考えられる原因は、メタボリックシンドロームなどの疾患です。HDLコレステロールが35mg/dlを下回ると低HDLコレステロール血症と診断されますが、その場合、同時に糖尿病や虚血性の心疾患などの病状が見られるケースが多々あります。

 

HDLの数値が低いということは、血液内にコレステロールが多く残存しているということですので、生活習慣や食生活を改善しない限り、どんどん数値があがり、数値があがると、またどんどんメタボや動脈硬化の症状が悪くなるという悪循環に陥っていきます。

 

HDLが低い生活的原因

HDL数値が低い人の生活面にみられる原因としては、やはり食生活の乱れや生活習慣の乱れがあげられます。バランスの悪い食生活、喫煙や飲酒といった悪癖、運動不足、ストレスの過多といった現代的な生活習慣が肥満を呼び、内臓脂肪がついて善玉コレステロールの増加を妨げるのです。

 

HDLコレステロールは体内に残ったコレステロールを片付けてくれるクリーンパワーです。生活習慣を改めて、HDLの数値向上に努めましょう!