LDLコレステロールとは?基準値より高い原因

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LDLコステロールとは?3行で分かる基礎2-3

LDLコレステロールとは、一般に「悪玉コレステロール」と呼ばれるコレステロールのことです。悪玉とは言いますが、普段は悪者ではありません。

LDLコステロールを 3行で説明すると…

LDL=コレステロール運搬業者

59mg/dl以下はサボりすぎ

150mg/dl以上は働きすぎ

それでは、LDLコステロールとは何なのか?基準値より高い原因は何なのか?詳しく見ていきましょう。

LDLコレステロールとは

コレステロールは「善玉コレステロールHDL」と「悪玉コレステロールLDL」に大別できますが、このうち、肝臓内で生成されたコレステロールを体内各所に運搬する役目を担っているのがLDL、いわゆる「悪玉コレステロール」です。

 

つまり、LDLコレステロールとは、役目に忠実にコレステロールを運搬するものなのですが、これが過剰になると、血管内にコレステロールが癒着し、動脈硬化症や、さらには、心筋梗塞、脳梗塞などの恐ろしい症状を引き起こすリスクが高まることになるのです。正常値であれば悪玉でも何でもないのですが、基準値を超えると危険因子となるコレステロールということですね。

 

LDLコレステロールの基準値

LDLコレステロールとは悪玉コレステロールだということはお分かりいただけたと思います。では、LDLコレステロールの基準値はどれくらいなのでしょう?総コレステロール値や中性脂肪の基準値と同様、LDLコレステロールの基準値も学会によってズレがあります。

 

日本健康保険組合、日本動脈硬化学会では、LDLコレステロールの基準値を139mg/dl以下と定めています。人間ドック協会の制定では、60から119mg/dlまでを基準範囲、150から399mg/dlまでを要注意、400mg/dlを超えると異常としています。また、少なすぎても問題で、59mg/dl以下は要注意とされています。

 

また、診察では通常、LDLコレステロールが140mg/dl以上の数値だと、高LDLコレステロール血症と診断されます。

 

LDLが基準値より高い原因は?

LDLが基準値より高いときは適切な処理が必要です。LDLの数値が基準値より高く、かつHDLの数値が基準より低いと、肝臓に戻れないコレステロールが血液中に過剰に残ることになります。これが動脈硬化症を引き起こすのです。また、基準値より大幅に高い数値を示している場合は、肥満症とそれに伴う糖尿病や高脂血症、高血圧などを引き起こしている場合が多く、早急な対処が必要になります。

 

LDLの数値が高い原因として考えられるのは、第一に加齢です。年をとると自然にLDLの数値は上がります。特に、女性の場合、生理がなくなると女性ホルモンの量が減少するため、閉経後にコレステロール値が上がる傾向にありますので、注意が必要です。

 

また、加齢にともなって基礎代謝量が落ちてくるのもLDLの数値があがる原因の一つです。これを加速させるのが運動不足や過食です。エネルギーの消費が少なくなると、内臓脂肪が増え、HDLが減少してしまいますので、LDLが増加してしまいます。どういった原因でLDLが増えているのかを自覚し、適切に処理することが大切です。