消費者庁「血中中性脂肪低下は最高評価のA」DHA・EPAの効果効能

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消費者庁もDHA・EPAの効果効能

高層ビル

 サラサラ成分としてまた「頭が良くなる」として知られるDHA・EPAですが、今まで世界中で研究が進められその効果の大きさが期待されていました。日本でも、厚生労働省ではDHA・EPAの1日の摂取量を1gと発表するなど、毎日摂り続ける必要がある成分として位置づけています。そんな中、消費者庁が調査した栄養素についての結果では、DHA・EPAの高い効果が明らかとなったようです。

消費者庁のお墨付きをもらったDHA・EPA

「食品の機能性評価モデル事業」の結果報告 - 消費者庁

消費者庁 食品機能性評価参照


消費者庁は「食品の機能性評価モデル事業」として実施した調査の結果を公表していますが、これには「コエンザイムQ10」や「ヒアルロン酸」といった、すでに評価の高い11種類の健康機能性成分について調べたもの。これらの成分の機能性をランク付けした内容になっています。

 この中に含まれていたDHA・EPAが11種類の成分の中で唯一、最高ランクのA評価を得ていて、サプリメント業界や医学界で注目を集めています。オメガ3脂肪酸とよばれるDHA・EPAですが、心血管疾患リスク低減、血中中性脂肪低下作用、また関節リウマチ症状緩和がいずれも最高評価のAランク
次に乳児の成育、行動・視覚発達補助・血圧改善作用・うつ症状の緩和と発生率低下もB・Cランクと6段階評価の中で上位を占め、日本人で肯定的結果があり、作用機序が明確に説明できるものとして効果が認められた形となっています。

食品業界・医療業界への期待

DHA・EPAの研究

 海外ではすでにDHA・EPAのサプリメント市場は大きく成長していますが、日本でも同じように活気づく可能性が高まっています。EPAの分野で世界でもパイオニア的な存在の日本水産では、EPA研究の始まりともいえる1960年代の研究結果に早くから注目しており、大学の医学部や製薬会社との共同研究を行っています。同社では高濃度のEPAを抽出し精製することに成功し、医薬品や健康食品の原料や、心血管系疾患を予防のためのサプリメントや飲料の開発を早くから進めています。

 またその他にも、マルハニチロホールディングスではDHAが持つ中枢神経系への役割に注目し、世界に先駆けて研究を開始、1988年には結果を公表しています。このようにDHA・EPAは食品業界やサプリメント業界、そして医療業界に大きな可能性を与えているのです。

意外と知られていないDHA・EPAのさまざまな効果効能

 消費者庁の調査結果で発表されたいくつかの効果だけでなく、DHA・EPAには脳や血管など人体において重要な役割をもつ器官に多く含まれているため、脳卒中や心臓病、認知症にも効果が期待されています。摂取量不足によって生活習慣病や脂肪肝、肥満などの原因になるともされ、サプリメントなど毎日の食生活の中で補っていく必要がある成分として注目が集まっています。

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