総コレステロールとは?基準値より高い原因

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総コレステロールとは?3行で分かる基礎2-2

総コレステロールは脂質の代謝が正常に行われているかを知るために大切な数値ですので、動脈硬化症や脂質異常症が気になる人はチェックを忘れないようにしましょう。

総コレステロールを 3行で説明すると…

善玉も悪玉も合わせた

全コレステロールの合計値

高過ぎても低すぎてもダメ

それでは、総コレステロールとは何なのか?高い原因は何なのか?詳しく見ていきましょう。

総コレステロールとは

健康診断表などでよく目にする総コレステロールとは、人体の血液に含まれるすべての種類のコレステロールをあわせた総量のことです。
総コレステロールとはtotal cholesterol の訳語ですので、検査表ではその略号であるTC、T-CHOなどで表されます。

 

総コレステロールの基準値

コレステロールや中性脂肪は健康を気にする人にとって注目の数値ですので、基準値も度々見直されていますし、学会によって設定されている数値にも違いがあります。
ここでは、日本人間ドック学会の推奨する数値をあげておきましょう。

総コレステロール値の基準値
男性 151〜254mg/dl
女性 30〜44歳 145〜238mg/dl
女性 45〜64歳 163〜273mg/dl
女性 65〜80歳 175〜280mg/dl

総コレステロールの数値は男女別、また、女性は年齢別に設定されています。
これは、女性の場合、月経の有無、更年期などでコレステロールの含有量にも差が出てくるからです。

 

総コレステロールは基準値内でも危険はある

総コレステロールには、いわゆる「善玉コレステロールHDL」も「悪玉コレステロールLDL」も含まれていますので、総コレステロールの数値だけをみるのではなく、HDL、LDLのそれぞれの数値にも気を配ってください。

 

総コレステロールが基準値より高いときでも、善玉コレステロールであるHDLが高ければ、動脈硬化症などの危険は小さくなります。逆に、総コレステロールの数値そのものは基準値内であっても、悪玉コレステロールであるLDLの数値が高く、前回の検査より上昇傾向にあるようなら、注意が必要です。
総コレステロールの数値だけで一喜一憂せず、細かいデータを確認する習慣をつけましょう。

 

総コレステロール値が高い原因は?

総コレステロール値が高い原因として考えられるのは、遺伝、ストレスといった内因性の原因のほか、食べ過ぎ、飲みすぎ、といった生活習慣から得られる原因です。食べ過ぎや飲みすぎが良くないのは、暴飲暴食によって肝機能が正常に働かなくなるからです。
総コレステロール値の気になるときは、乱れた食生活をただして、ストレスを軽減するように心がけ、適度な運動を取り入れるようにしましょう。

 

総コレステロールの異常値を放置していると、動脈硬化症や心筋症、心筋梗塞、糖尿病、さらには、高血圧から脳卒中といった怖い諸症状を引き起こすことになってしまいます。
総コレステロールの数値自体は特に大きくなくても、LDLの数値が急に上昇していたり、中性脂肪が増えていたりといったケースがともなっているときは、早めに対処するようにしましょう!